飛び膝外しは考慮しない

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【第4回真皇杯オンラインA&東海予選使用構築】ステロ展開バシャポリZ ~戦い続ける歓びを~【両日予選1位抜け ベスト16】

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こんにちは、ほりでぇです。今回は、第4回真皇杯オンライン予選Aと東海予選で使用した構築について書いていきます。

結果は両日ベスト16と、納得のいく結果ではありませんでしたが、構築自体はなかなか扱いやすいと感じたので公開したいと思います。

 

 

【構築使用経緯】

ステロバシャ軸を使うに当たって、バシャと共に攻め込めるエースを考えた時、弊害となってくるボーマンダミミッキュランドロスなど、今流行りの物理アタッカーを始め、バシャーモが呼ぶカプレヒレマリルリなどに強いエースとしてポリゴンZの相性が良いのではと考え、ランドバシャポリZ@3という所から構築を組み始めた。

 

 

【個別解説】

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バシャーモ@メガストーン

加速

せっかち H4 A172 C76 S252

フレアドライブ/飛び膝蹴り/めざめるパワー氷/守る

 

HA:余り

C:ステルスロック+めざめるパワー氷でH4振り霊獣ランドロスメガボーマンダ確1

S:スカーフカプ・テテフ、スカーフ霊獣ランドロス意識の最速

 

構築のメガ枠その1。

ボーマンダランドロス、スカーフテテフへの殺意を込めての最速めざ氷採用型。Sに補正をかけたこと、A努力値172振りなど、物理方面の火力を削ることの不安はありましたが、A種族値160は伊達ではなく、特に火力不足を感じることなく普段通りに動かす事が出来ました。

上記の3匹に強く出られる点は現環境においてとても大きな強みであり、最速めざ氷バシャーモの強さをよくよく実感出来ました。

 

 

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霊獣ランドロス(NN:ヨツンヴァイ)@気合いのタスキ

威嚇

意地っ張り H4 AS252

地震/岩石封じ/大爆発/ステルスロック

 

構築の始動役。

こいつがいないと始まらないので選出率はぶっちぎりの1位でした。ただ、相手視点からも初手にこいつが出てくるのは見え見えなので、毎回初手に投げる訳ではなく、あえて2番手に置いたりすることもそこそこありました。最速を取るより、爆発の火力を上げるメリットの方が大きいと考えた結果の意地採用。ランドより早い相手には封じ→ステロ、遅い相手にはステロ→爆発で退場してもらいます。残せればラッキーですが、無理に残そうとして、相手の先発を地震や封じで倒してしまうと裏の起点にされかねないので、無理に残そうとするのはNGです。素敵なNN(素敵なNNとは言っていない)を付けてこのポケモンを貸してくれた十六茶(@pokexcel)さん、本当にありがとうございます!

 

 

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テッカグヤ@飛行Z

ビーストブースト

臆病 CS244 D20

エアスラッシュ/宿り木の種/ボディパージ/身代わり

 

C:余り

D:DL対策

S:準速キノガッサ抜き

 

最近数を増やしつつある受けサイクルに投げる枠。

並びとしてはバシャランドカグヤですが、バシャーモからバトンする訳でもないし、コケコの急増によって選出率は高くありませんでしたが、出した試合ではほとんど腐ることはなく、大活躍してくれました。コケコではなく、無振りの霊獣ボルトロスなら、ボディパ+身代わりを残した状態からステロ込みのエアスラ+Zで押していくことも出来ますし、無理そうでも、後述のコケコに引いて起点にする事が出来ます。ギルガルドにも押していくことが出来ますし、雷パンチ、高速移動を持っていないグロスに対しても宿り木エアスラで突破出来ます。



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カプ・コケコ@バンジの実

エレキメイカ

臆病 H4 CS252

10万ボルト/マジカルシャイン/草結び/瞑想


ゲッコウガキノガッサに強い枠として採用。

こいつを選出する時は殆ど初手に出し、2番手にランドロスを置くことが多かったです。初手ゲッコウガカバルドンという動きが本当に多いので草結び、ミラーやレボルトに強くするための瞑想をそれぞれ採用しました。初手ゲッコウガ対面は、相手がタスキかスカーフではない限りほぼほぼカバルドンに引いてくるので、その対面になったら草結びを押してました。スカーフだった場合は、ダストシュートを打ってくるので、ランドロス死に出し→岩石封じで裏から出てくるポケモンのSを下げる→ステロ爆発→ポリZで上からテクスチャーZという動きが出来て、とても動かしやすかったです。ランドだけではなく、先述のカグヤとの相性がいいのもとてもいいですね。



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ポリゴンZ@ノーマルZ

適応力

図太い H4 B252 C60 D188

10万ボルト/冷凍ビーム/自己再生/テクスチャー


書いてて思ったけど「ポリゴンZのノーマルZ」って韻踏んでるし口に出すと気持ちいい。

俗に言う「永久保証ポリゴンZ」記事タイトルの ~戦い続ける歓びを~ はこいつの永久保証から取ってます(某ゲームのキャッチコピー)

配分はオリジナルのものを丸パクリさせて頂きましたので細かい調整はリンク先の記事をご覧下さい。

http://d.hatena.ne.jp/yuki_rotom/touch/20170921

メガ枠と共に殴りに行くダブルエース枠。

バシャーモギャラドスが倒しきれなかった耐久振りのボーマンダや霊獣ランドロスミミッキュカプ・レヒレマリルリなど、メガ2匹が勝てないポケモンを起点にテクスチャーで能力を上げ、ひたすら上から殴る。この動きをしているだけで3タテした試合も多く、このポケモンの火力と耐久力には感動しました。自己再生を持っていることで、テクスチャーを打つ時に被弾したダメージのリカバリーもでき、スリップダメージや不意打ちなどに怯えることもなく、とても安定した動かし方が出来ました。物理方面に強い反面、スカーフ持ちや、高火力特殊アタッカーには弱く、主にスカーフテテフに処理される事が多くありましたが、その場合はメガ枠のどちらかを死に出しから処理出来るので、あまり辛いと感じたことはありませんでした。テクスチャーを打つタイミングや、ランドロスが倒れてからポリZを先に投げるか、メガ枠を先に投げるかで、勝敗が分かれる事が多いので、このポケモンを使うならその後の勝ち筋負け筋をよく考え、ゲームプランを確立出来なければ扱いは難しいポケモンだと感じました。


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ギャラドス@メガストーン

威嚇→型破り

陽気 H4 AS252

たきのぼり/氷の牙/アイアンヘッド地震)/龍の舞


上記5匹だとバシャーモやABミミッキュが重いと考え採用した裏メガ枠。

ミミッキュ環境という事もあり、アイへギャラはよく刺さりました。にも関わらず、東海予選では気が狂ってアイへの枠を地震に変えた結果、ラス一の耐久振りテテフを突破出来ずにベスト8入りを逃し、今世紀1番自分を恨んだ。試合終了後、光の速さでアイへに戻しましたが、帰りの新幹線の中で「もう二度と地震ギャラは使わない」と唱え、泣きながら帰路につきました(地震のおかげで勝てた試合はありませんでした)

ランドロスと合わせることで威嚇を複数回撒けること、ポリZだけではなく、コケコとの相性補完も優れ、先に書いた通りミミッキュに確実に勝てることから、裏メガとは言ってもバシャーモとの選出率は五分五分でした。



【選出パターン】


ランド+ポリZ+メガ枠

これが1番多かったです。ステロ展開から裏のエース2匹で押していく単純な選出ですが、先にも書いた通り、2番手に何を投げるのか、ポリゴンZのテクスチャーをいつ打つのかが最重要点なので、どちらから展開してどう戦って行くのかをよく考える必要があります。


ランド+バシャorコケコ+カグヤ

受け思考の構築で、なおかつ欠伸持ちやドリュウズ入りなど、ポリZだと崩せない構築に対する選出。バシャ選出の場合はカグヤで相手のサイクルを崩し、バシャで掃除していく動きを。コケコ選出の場合はカグヤで電気枠を呼び、コケコの積みの起点にする。


コケコ+ランド+メガ枠

ゲッコウガキノガッサが入っていて、メガ枠が刺さっている時の選出。ランドの威嚇やコケコとの相性から、メガ枠はギャラを出すことがほとんどでしたが、ガルーラやカビゴンがいた時はバシャーモを選出していました。


コケコ+ランド+ポリZ

ゲッコウガキノガッサが入っていて、メガ枠が止まりそうな構築に対する選出。

上の選出のメガ枠が出せない時Verのパターン。スカーフランドが出てきた場合、こちらのランドロスがいないと壊滅するので、対ランド入りには、相手のランドロスに岩石封じを入れるまではこちらのランドロスを守り抜く必要があります。逆に相手のランドロスに岩石封じさえ入れてしまえばポリZで起点に出来るので、意地でも相手のランドロスに封じを入れる動きを心掛けました。最悪フィールドがあるので、ステロでガッサのタスキを潰せなくても何とかなったりならなかったり。


他にも選出パターンはありましたが、上記以外の選出はほとんどしませんでした。



【重いポケモン、並び】


アーゴヨン

バシャーモは勿論、ポリZはテクスチャーする前にZ流星で粉砕され、ギャラも地震切ってるので無理。ランドは序盤に死んでる。先にポリZで積んでいれば勝てるけど、大体スカーフテテフやHDカバルドンと組んでるせいでそれも難しい。


ラッキー入りの受けループ

HD高すぎ問題。こいつがいない受けループならカグヤで完封出来ますが、そんな都合のいい構築は来ない。宿り木入れると体力めっちゃ回復して気持ちがいい。PP枯らされて終わり。


アシレーヌ

メガ2匹はもちろん、テクスチャー後わだつみで飛ばされるのでポリZも死に出しから勝つことが出来ない。初手アシレーヌの場合タスキまで考慮する必要があるので、ランドロスでステロ+岩石封じ(地震だと激流が発動するため)でタスキも潰しておきたいが、アクジェ持ちの場合はそれも厳しい。コケコがいれば何とかなりますが、刺さっていない相手にもアシレ1匹のために選出を余儀なくされるのがつらい。


HDヒードラン+水妖

水妖にはメガ枠が勝てず、HDドランにはポリZ、カグヤ、コケコが勝てないので、この2匹でひたすら有利対面作られてるだけで押し負ける。この並びが見えたらヒードランがHDでないことを神に祈ります。


カバルドンウツロイド

カバウツロにはギャラを出さざるを得ないんですけど、そこにギャラじゃ突破出来ないようなポケモンを添えられると無理。裏に引こうにも、引いたあとに再度ウツロイドを出されるともう受からない。死に出ししてもビーストブースト発動して終わる。


つまるところ、主に水枠+Dの高いポケモンの並びが重いです。




【まとめ】

今回は、真皇杯オンライン予選A、東海予選共に予選1位抜けを果たしたにも関わらず、2回戦落ちベスト16と、不甲斐ない結果で終わってしまい、自分の未熟さを実感しました。

応援して下さった方も沢山いた分、悔しさと、その方々に申し訳ないと思う気持ちが大きいです。

とはいえ、普段関東に居るだけではお会いすることがないような方達と交流する事も出来、オフ自体はとても楽しかったです。

会場やTwitterで応援して下さった皆様、構築相談や試運転に付き合ってくれた皆様、そして、この記事を最後まで読んで下さった貴方も、本当にありがとうございました!



質問等はTwitterまでお願い致します

@hori_poke